ファンディスクとしては上等。
シリーズのファンなら買い。
以上。
……と、これだけで終わらせるのもあれなので、適当につらつらと。
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今作は『ストーリーモード』をメインとし、『まいにちいっしょ』で配信されたミニゲームを纏めた『ゲームモード』、旧作のジャケットや過去の各種資料等をスキャンした物や、一部BGMが収録された『ギャラリーモード』によって構成されています。
メインの『ストーリーモード』に関してですが、えらくあっさり終わって拍子抜けした記憶があります。EDまでが大体4時間くらいでしょうか。
個人的にはボリュームが多目でもそれはそれで困るのですが、さすがに4時間程度ってのは……、まぁストーリーモードの進度と『ゲームモード』で遊べるミニゲームの種類の増加が連動している以上、内容を盛り込めなかったのかもしれませんが。
内容に関しては決して悪くないです、トロもクロも可愛いですし。
とりあえずどこいつのキャラが好きなら普通に楽しめるかと思います。
私的には完全にトロとクロを愛でるため為だけのつもりでプレイを始めたのですが、所々のネタが面白かったのが嬉しい誤算。親にまでアホの子扱いされるトロとか。スイカの魔人だかが出てきた時のクロの「変態だー!」とか。
トロが必死に喪った記憶を思い出そうとしてる中(これに関してはトロも悪いのですが)「そんなの思い出さなくてもいいから僕のキャディになれ」と迫る奴とか。
アレ本編ではサラリと流しましたがナチュラルに鬼畜染みてますよ。トロの記憶が戻らなかったらマジでそのまま自分のキャディにする気だったんだろうなぁ。
その他周囲の人間もワリと本気で自分勝手だったり、かと言えばトロはトロ、クロはクロでトンでもないことをポンとやらかしたりして、最後まで楽しく見れました。
またストーリーはエピソードごとに区切られており、1エピソード辺り平均15分程度で遊び終えることが出来るのもグッドです。
と言うか個人的にはこの辺の配慮が最も嬉しかったりします。
これによって『今日は1エピソードだけプレイして寝るか』と言ったメリハリのあるプレイが出来るワケです。素晴らしいですね。
前回のプレイから間を空けてストーリーを忘れてしまっても、楽に過去のストーリーを見返せる辺りも素晴らしい。
世に言う『ノベルゲーム』なんかには標準でこういう機能をつけて欲しいくらい素晴らしいです。いや本当に。
『ゲームモード』の話になりますが、ぶっちゃけミニゲーム郡はあまり出来が良いとは言い難いです。どれも妙に操作性が悪くかったりして面白みに欠けますし。
特に『リトライ』機能がないせいで繰り返しプレイが苦痛と言う、トライ・アンド・エラーが基本であるミニゲーム集としては致命的な欠陥を抱えていたりします。
リプレイをしたければ『ゲーム終了→2秒くらいの読み込み→ミニゲームのトップメニューへ→『ゲームをはじめる』を選択→2秒くらいの読み込み→表示される操作方法をスキップ→ゲーム開始』と言った手順を踏まなければなりません。
文章にすればえらく煩雑に見えますが、まぁ実際はそんな手間のかかる作業でもないんですよ。けれどトロフィーの為、高得点の為、繰り返しプレイをしていくうち段々と面倒くさくなっていくワケです。せめて読み込み時間が無けりゃなぁ……
ちなみにオススメのゲームは『いなばの白ウサギ』。
浮き輪をつけて海に浮かんでいるトロをコントローラを傾け左右に動かし、上から降ってくる白ウサギを海中へ落とさないように受け止め、陸地まで誘導すると言う……、要はゲームウォッチの『ファイア』ですね。あれのアレンジバージョン。
『降ってくる白ウサギ』と書きましたが、実は崖上からジュンが放り投げていたりします。特に理由はありません、ただただ放り投げてきます。ひでぇ。
最後に『ギャラリーモード』の話になりますが、これに関しては普通に良いです。
過去の資料が高解像度で収録されているのも嬉しいところですが、BGMが収録されているのが特にうれしかった。レッツ学校のEDは名曲です。
……と、少々辛口なことも書きましたが、ファンディスクとして考えれば十分快適に遊べるゲームなのは確かです。
それにそもそも、今作は寝る前とかに起動して軽く遊ぶような、そう言った時間の無い人や、普段ゲームをしない人が本来のターゲットでしょうし。
そういう観点で見ればストレスを抱く余地はほぼありません。
ただガッツリプレイしようとすれば細かいところでストレスが生じるのは上の通り。
よって『ファンアイテムとしては上等、けれどゲームとしてはイマイチ痒いところに手が届かないタイトル』とまとめておきます。
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