初っ端からこう言うのもなんですが、正直不満点は多いです。
フラグが妙に複雑だったり、理不尽なイベントや面倒な渡世が多かったり、組織別の固有イベントが減り、組織に属している感覚や仲間意識が薄かったり。
特に人探し系の渡世のかったるさは異常、家出した子供三人を探す渡世なんかはプレイしてて血管がぶち切れそうになること幾度となく。
と言うか実際ぶち切れて反射的にキックしちゃったんだけどね! 結果? 勿論渡世は失敗したよ! ついカッとなってやった、今は反省している。
……けどね、そう言ったマイナス点を含めて尚、「今作も最高だった」と声を大にして言いたいと、プレイを開始してふと気がついたら木曜日の昼から日曜日の朝に時間が飛んでいた私は思うわけです。
渡世によってはイラつく反面その理不尽さが面白いことも確かにありますし。
相変わらず愉快な選択肢が多く、ムービー中に抜刀か土下座出来ることによって1作目と同じく自発的にシナリオへ関与できるようになったのも嬉しい。
個性的なNPCが増え、多彩なセリフと予期せぬ行動を取るため、ただ村や町をウロウロして人々と交流したり眺めているだけでも楽しい。
しかしそんなNPCの前で戦闘が起きた場合、ただそこにいただけで関係が無い自分の評判が何故かがた落ちになります、そしてただ歩いているだけで逃げられたり罵声を浴びせられたり詰られたりするようになるのです、納得がいかん。
戦闘に関しては前作の待ち主体の攻防が見直され、基本的に攻める方が優位となった為、プレイしていて実にスピーディな攻防を楽しめます。
その結果捌きと崩しの判断を戦闘の最中一瞬にして下さなければならず、若干前作より戦闘の難易度が高まった気がしますが、1作目のように崩しと捌きの条件が曖昧ではなく明確な物となっている為、2以上1未満の難易度と言ったところでしょうか。
ちなみに攻め主体となったのは連殺システムも同様。
前作の場合はひたすら待ちの姿勢が求められましたが、今作の場合は一度発動すれば自分から相手に接近し連殺を続行することが可能となった為、正に時代劇さながらの大立ち回りが可能となりました。
特に大団円シナリオの乱戦で実行すると盛り上がること。
それと今作では一般市民に危害を加えることが出来ますが、攻撃する度に「非道」ポイントが蓄積され、非道行為一度につきクリア後に貰える侍ポイントが「-50点」引かれます。
大体一度のプレイで得られる侍ポイントが500ほどだとすると、一度でも非道な行いをすると結構痛く、必然的に人々に危害を加えないプレイ方向へ進みます。
……ただまぁ、今作はポイントによるボーナスの打ち止めが比較的早く、貰えるものを貰った後のポイントに意味はありませんので、その後は……
さて、とりとめの無い文章をここまでツラツラと綴ってきましたが、要するに俺は今作をとっても楽しんでいます。
先に述べたように不満点はゴロゴロありますし、全体的に作りが荒いなとも思いますが、それでも俺を掴んで離さない魅力が今作にはあります。
例えば台詞回しのセンスだったり、ツッコミどころ満載のイベントだったり、マジメな場面でも必ず用意されている不真面目な選択肢だったり、武器に箒や小枝や葱やマグロがあり、あまつさえそれで相手を斬殺(撲殺)出来たりと言った、今作独特のノリが自分にはたまらないのです。
あぁ、累計プレイ時間が恐ろしいことに……